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呼び名の由来

ふぐは昔「ふく」と呼ばれ、この名前の由来にはいくつかの説があります。

  • ー その1 ー
    怒るとお腹をぷっくりと
    フクらます「フクるる」の
    略から名づけられた
  • ー その2 ー
    怒って「フクれる」と
    「フクベ(ひょうたん)」に
    似て見えることから名づけられた
  • ー その3 ー
    胃の一部に水を飲み込み
    水を吹き出して砂中の餌をあさる
    「吹く」ことから名づけられた

地方ごとの呼び名の違い

日本各地においても、ふぐの呼び名は細かく変わっております。

地方ごとの呼び名の違い

その他のエピソード

市場での呼び名について

一部のふぐについては市場の呼び名も異なり、名古屋では数種を名古屋河豚(なごやふぐ)、なごやとも呼んでいます。これは「尾張名古屋は城でもつ」の尾張を「身の終わり=死」にかけたものです。また名古屋は「美濃尾張(身の終わり)」にも通じます。

漢字での表記「河豚(ふぐ)」について

「河豚」の表記は腹を膨らます様子が豚に似ていたためで、中国では河に上るめふぐなどをさしてふぐとしたため「河にいて豚のように脹れる魚」とされました。またふぐの精巣は「西施乳」とも呼び、中国の越の国の美女「西施」の乳房になぞらえております。

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